乾燥仕上げ

絹糸を染色して、仕上げ加工までの工程を行い、最後に糸を乾かしますが、その場合、絹糸は強制的な熱風乾燥ではなく、自然な乾燥を行います。

それは、強制乾燥は静電気が起きたり、絹糸本来の柔らかさが失われてゴワゴワした風合いになってしまうからです。

自然乾燥は完全に乾くまでにかなりの時間がかかります、更に乾燥の途中でつるしてある糸を上下さかさまにしてかわきむらがないように配慮します。

これらは絹糸本来の風合いを出すためには欠かせない作業となります。

このように、絹製品を作るためにより良いものつくりを行うには時間と手間をかけなければなりません。

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